システムの大きな特徴
- 高濃度BODを、無希釈で処理可能
- 排水処理場、浄化槽の悪臭の除去(アンモニア、硫化水素、アミン類)
- 脱窒・脱リンに優れた効果
- 余剰汚泥の減少
- 沈殿槽の汚泥沈降性の向上
- 温度変化に強い(10℃~40℃)
- 高塩濃度での処理が可能
排水処理設備新設の場合は勿論ですが、下記に上げる既設排水処理設備の問題点を解決する場合に最適です。
- 既存設備で能力をアップしたい。
- ランニングコストが高い。(使用電気料金・汚泥処分費を減らしたい)
- 放流規制値強化等
- 臭気の発生で、困っている。
- 自然界に存在するバチルス菌を活用してのシンプルな排水処理システムです。
- 新たな装置を増設しないで、バチルス菌で浄化槽管理が容易に安定、能力が向上します。
- 現状の浄化槽で活躍する一般細菌とバチルス菌とが相互作用して、寒暖の差や負荷変動に対応して排水、汚泥を強力分解します。
- 運転上のトラブルが少なく、低いコスト管理ができる画期的排水処理システムです。
- 糸状菌や放線菌の発生によるバルキング(汚泥沈降性不良)の抑制に力を発揮します。
- DO(溶存酸素)通常、曝気槽内では2〜4ppm必要ですが、バチルス菌は0.5〜1ppmで運転管理ができ、電気料金が圧縮されます。
- MLSS(曝気槽内の固形浮遊濃度)一般的には6,000ppm〜8,000ppmですが、バチルス菌では菌の勝利能力が高いため、一般生物処理より10〜20%濃度を薄く運転できます。その結果、BOD除去率が高く、余剰汚泥も少なくすることができます。